「人生はゲーム」は南よしたかの歌の一節だけど、この年になって割り切って考えると、人生も仕事も実はゲームみたいなもの。で、どんなゲームでもゲームに勝つには、そのルールを良く知り、理解する必要がある。
海外でのゲームに勝つのにも、そのルールを知る必要がある。
でも、そのルールは日本人の感覚とは、かなりずれている。
- 自分の有利になる主張を展開する。
- 自分の不利になることは言わない。
- 謝らない。
対して普通の日本人の感覚はこんな感じ。
- すぐ謝る。謝れば許してもらえると思っている。(ところが、海外ルールだと、許してもらうどころか、責任を負うことになる)
- 自分の不利になっても、正しい(と思われる)ことを言う。
- 自分の有利になる解釈よりも、公平(と思われる)解釈をとる。
個人としてこの感覚で勝負するのは自由だが、国となると話は違ってくる。
国の発言は、国際社会のルールにのっとる必要がある。なぜなら、国の発言を解釈するのは外国人であって、日本人でないから。しかもそれが国の公式見解となるから。
NHKニュースによると、安倍談話の策定にかかわる人物がこんなことを言ったそうな。
・北岡座長代理 「『侵略した』と言わせたい」
安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する「総理大臣談話」の策定に向けて設置された有識者懇談会の北岡座長代理は、シンポジウムで、先の大戦に関連して、「安倍総理大臣に『日本は侵略した』とぜひ言わせたいと思っている」と述べました。
これは、日本人の感覚としてはOKだろうが、海外のルールでは「負け」。
虚偽に基づき、韓国政府の言いなりで出してしまった「河野談話」が、中国・韓国にどのように利用され、「慰安婦像」をはじめとする、日本と日本人に対する攻撃に使われているかは、最近よく知られてきたところ。「村山談話」も日本人は悪逆非道であるとする、中国・韓国によるプロパガンダに利用されている。
これらの「談話」のせいで、海外にいる日本人がつらい思いをして、特に日本人の子供たちがいじめられる事例も生じている。子供たちには何の罪もないはずだが、ええかっこしいの「談話」が彼らに辛い思いをさせている。
既に、河野談話・村山談話で、僕たちの世代は負うべきでない重荷を背負わされている。
これ以上、僕たちの子供たちに、彼らには何の罪も落ち度もない重荷を背負わせてはならない。
既に、僕たちの子供たちは、莫大な国の借金を背負わされそうになっているのだから。
今回の写真は、Leica Macro Elmarit-R 60mm と Olympus E-5 で撮ったよ。
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