その2より。
チャンドラ・ボース博物館では、階段の踊場など目に付く場所に、彼の有名な写真が印象的に掲示されています。一枚目は、マハトマ・ガンジーとチャンドラ・ボースです。
インド独立に関する展示室の手前には、大東亜会議(東京会議、Tokyo Conferrence)の集合写真が誇らしげに展示されています。
その集合写真の中央に座っているのは、当時の東條英機首相です。インドでは、東條さんの扱いが違うようです。
すぐにA級戦犯と騒ぐ国々や人々がいますが、東條さんをA級戦犯と考えていたら、この写真をこのような誇らしげな、インドの独立を記念する場所には掲げないですよね。
と言うか、既に全ての戦犯とされた人は、当時の連合国の了解の許、日本の国会で赦免されています。
インドは歴史を正当に評価しています。
階段の吹き抜けにも、チャンドラ・ボースの写真が掲げられています。
東京で開かれた大東亜会議で演説をするチャンドラ・ボース。階段の踊場に掲示されています。
日本軍占領下のシンガポールで、インド国民軍を閲兵するチャンドラ・ボース。同様に、階段の踊場に掲示されています。
最後は、大日本帝国海軍より移譲された、アンダマン諸島で演説するチャンドラ・ボース。
展示室の入り口に掲示されていたと思います。
他にも数枚、踊場での印象的な展示がありますが、半数以上が日本との関わりで撮影されたものと思います。
これらの展示からも、インド独立に貢献した日本の役割への、インドの肯定的な評価を見ることができます。
世界遺産のレッド・フォートを訪れる日本人は多いでしょうが、そこにチャンドラ・ボース博物館があり、インドの独立に対する日本の貢献がその展示から体感できるとは、あまり知られていないと思います。
インドの首都、ニューデリーを訪れる事が有れば、是非レッド・フォートを訪問し、チャンドラ・ボース博物館を訪ねて下さい。
失われていた大事なものを、取り戻せると思います。
戦前の大日本帝国は、学校で教えられるような軍国主義の好戦的な野蛮な国ではなく、僕たちと同じように大人しく控えめで、そして優しい日本人が自らの自衛のために戦い、そしてアジア諸国の独立のために戦った国であることを認識することは、自虐史観により汚名を着せられた父祖との和解であり、また日本人の持つ自信の礎ともなります。自信を取り戻した僕たちは、日本や世界を良い方向に変えてゆく力を持ちます。
東アジアの特定の国々からの因縁や戯言など、文字通り一蹴することが出来ます。
旭日旗、Rising Sun Flag は、我が国の準国旗であり、我が海上自衛隊の旗であると同時に、インドの実例で見た通り、欧米列強の植民地支配からアジア諸国を解放した、アジア独立の旗でもあります。
誇りをもって掲げましょう。