ちょっと古い話題なんだけど、先週の中ごろに新疆ウイグル自治区の暴動のおかげで、アル・カイダが「今後は中国人もターゲットにする」と声明を出した件は、ちょっと嫌な感じ。
というのは、アフリカ人やアラブ人には、中国人と日本人の区別がつかないというか、彼らにとっては東アジア人&東南アジア人は全部一緒にみえるらしい。
さすがに、インド人と間違えられることはないけどね。
そう言えば、アルジェリアにいた頃、宿舎の近所でローカルの人に「日本人か?」と聞かれた時には、「フィリピン人」だと答えてごまかしていたよ(理由は後述)。
まぁ、こちらにしても、エチオピア人とウガンダ人とケニア人の区別は、言われるまで判らないから、この件に関してはお相子かな。
でも、アルジェリア人とサブ・サハラの人たちは、さすがに区別できるよ。
アル・カイダは中国人がたくさん集まっているところを狙うという事だから、建設現場なんかは危険だろうなぁ・・・。
日本の建設現場が間違えて襲われたら、大変。
かといって、日本人だということをあまりに大々的に露出すると、今度は誘拐とか、その他の犯罪を誘因しかねないしね。
日本人は、日本人というだけで、お金持ちに思われてしまうようですよ。
僕が訪れたアフリカの国々の、ごく一般的な人たちは(それ相応の理由があっての上で)中国をすごく嫌っているから、中国人だと勘違いされるのは、とても不愉快なうえに迷惑なことだね。
アルジェリアの空港でローカルの若者たちが話しかけてきた時も、彼らは僕を中国人だと思ったらしく、最初は馬鹿にしているような様子で話しかけてきたよ。
でも、フランス語で「僕はアリババ(アラブ圏での中国人を表す蔑称)じゃなくて、日本人だよ」と言った途端、態度が180°変わったのには、かなり驚いたよ。
日本人がそれだけ好感を持たれているということだけど、これは優秀な日本製品に負うところが大きいよね。
というよりも、最近は日本製品も中国で作ることが多いから、「優秀な品質管理能力」と言った方が正解かな?
もちろん、中国の人たちも、個々人を取り上げたらごく普通の良い人たちが多いんだろうし、友達にもなれるんだろうけど、それとこれとは別問題、みたいな感じだね。
まぁ、エチオピアは比較的ムスリムが少ない国(意外と多いんだけどね)だから、アル・カイダの件はそれほど心配はしていないんだけど、イスラム諸国で働く同僚の事を考えると、心配になるよね。
こういう下らないことに、悩まないで済む未来が来てほしいね。
田中ちゃんとウエルカム
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