
羽田を飛び立った飛行機は、たぶん横浜上空を通過して、一路西へ。
この写真は、雲の天井を飛行機が突っ切ったところ。
羽田から神戸に飛ぶ時に、もしそれが夕暮れ時なら、A座席(左側座席)をお勧めする。
横浜の夜景を見た後は、太平洋の海岸線沿いに景色を見て、真っ黒に沈んだ富士山を探すという楽しみもある。
しばらく退屈した後、意外と綺麗な名古屋の夜景を楽しめる。もちろんセントレアも見える。そのあとちょっとだけ退屈したら、京都の夜景が見えるし、その時機種方向に目を転じたら、大阪の夜景が見える。大阪の夜景が眼下に広がったと思ったら、機種方向に神戸の夜景があなたを迎える。
神戸空港に着く前に、見落としてはいけないものがある。
神戸空港に降りる直前に、飛行機は必ず明石海峡大橋の直上を通過する。窓際に座った幸運なあなたは、A側でもH側でも、ぜひ明石海峡大橋を見てほしい。上から見る日本土木技術の最高峰は、嫌われ者のコンクリートの塊の割には、意外と見ごたえがある。
そして、A座席に座ったあなたは、約8割の確率で、機上から神戸の夜景を見ることができる。
でも、意外としょぼいので、がっかりしないでね。
機上から見る夜景は、単純に都市規模が大きい方が綺麗なので、東京が日本で一番だろうね。
神戸の夜景は六甲山か摩耶山から見なくちゃだめだよ。或いは、神戸港からかな?
さてさて、前置きが長くなったけど、今度は右側のH座席に座ったあなたに、とっておきのお楽しみを紹介しよう。

まず、H座席からは東京の夜景が堪能できる。これは見ごたえがある。
ぜひ、東京タワーを探してほしい。空から見る東京タワーは、とても綺麗だよ。
空から見た東京の夜景を撮ったへたくそな写真(正確には多摩の夜景かな?)は、前の投稿を見てもらうといいよ。
東京の夜景がさびしくなってから、しばらく飛ぶと、あなたの眼下に南アルプス(たぶん)の峻嶮な峰が現れるはずだ。

もちろん、それはあなたの心がけがよくて、神様があなたにほほ笑んでくれた時だけだけどね。
空から見る南アルプス(たぶん)は、一見の価値があるとおもうので、A席が取れなかったらH席をお勧めするよ。
注意:
1・A席、H席というのは、スカイマークのB737の場合。
他の航空会社とか、他の機種の場合は、A席は変わらないけど、H席は窓際じゃないかもね。
ひょっとしたら窓際かもしれないけど、保証できないよ。
時たま、A席でもH席でも、窓がない場合があるけど、その時は日ごろの行いを反省するといいかもね。
2・僕の空中写真はすべて、離陸後、「電子機器(携帯電話以外、携帯電話は飛行中は電源を切っておいてね)を使っても良い」とアナウンスがあってから、撮ったものばかりだよ。
自分の命と写真を引き換えにするバカは、プロフェッショナルなカメラマン以外にはいないだろうから、ルールは守ろうね。