
今年の5月22日は、ベトナムの総選挙だったみたい。ずいぶん古い話題だけども。
この写真はおそらく投票所の状況。運動会風に飾られた国旗はもちろんすべてベトナム国旗。掲示板に張り出されたのは候補者かな?

ハノイの中心的観光地、ホアン・キム湖の東南角に立つ建物には、日ごろからプロパガンダ・ポスターがずらりと並べて飾られていますが、選挙の前の時期には「5月22日の選挙に投票しよう」という感じのポスターばかりがずらりと。。。それだけ、国にとっては大事なことなのでしょう。
この時期、あまりにも頻繁に市中でポスターを見るものだから、ローカルに「選挙は国の重要事だから、投票日は仕事は強制的に休まされて、皆で選挙に行くんだろ?」と聞いたところ、きょとんとした顔をされてしまった。僕の考えすぎだったみたい。
でもまぁ、選挙に対する感覚は日本と似たようなところがあるみたい。投票に行っても何も変わらない、みたいな。日本の場合は投票するにふさわしい候補者がいないという理由だけど、こちらの理由は推して知るべし。現象的には同じような事態だけど、自由がふんだんにある日本の方が情けないね。

投票日にはお寺も投票所になるらしい。

プロパガンダポスターのデザインって、ほんと不思議。

この写真は前にも掲載したけど、アオザイを着て投票に行ったローカルって、本当にいるのかしら?

でもって、空を見上げても選挙のポスター、なハノイなのでした。