神戸の景色で一番好きなのは、街並みの間に広がる海や港の景色。
長崎でもこんな景色が見れるんだろうけど、神戸ほど海の広がりは期待できないので、ちょっと違うものになるだろうね。
11月の寒い日、そんな写真が撮りたくて、子供を連れて散歩したんだけど、思ったような景色には巡り合えず。
頭の中でイメージだけが増幅しているのかな。
空気が澄んだ日には、大阪湾を挟んだ対岸まで見通せるのが、神戸の景色の特徴。
この写真では、神戸側の煙突と大阪側の WTC ビルを並べてみました。
その横には、最近できた御影の高層タワーが見えます。
神戸にも高いビルはだんだんできてきたんだけど、三宮のビル群も東京だと山手線の駅前一つ分ぐらいしか相当しないな、と思うと、東京への資本投入規模の恐ろしいほどの巨大さと、関西の小ささがよく判ってしまう。でもまぁ、このちょうど心地よい規模というのも、神戸の良いところではあるんだよね。
景色が見通せない日は逆に、神戸の先に広がる海がどこまでも続く大海だと、もやった空気が錯覚させてくれる。これもまた、海の向こうのはるか彼方に外国がある、という空想を感じさせてくれて、またこれも良しと思わせる。まぁ、そう夢見心地に思ったのは、ずいぶん前のことだけど。
ただ一応、海の向こうには空の玄関の関空があるので、この空想はあながち外れていないかな?
現政権から羽田がもてはやされて、関空が冷遇されているのは、後背地の人口(≒利用者)規模によるものだろうけど「東京一極集中を助長するなら羽田に投資して、分極化を推進するなら関空に投資する」というのがすじに思えるのは、まぁ関西の人間の我田引水だろうね?
ある建物の吹き抜けを通して見た景色。
近景で景色を切り取るのは好きだけど、やっぱりまだまだ、思った通りには撮れないです。
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