スリランカでは地方で泊まったホテル以外では全く花の写真を撮れなかったので、だいぶストレスが溜まっていた。コロンボの街は殺風景で花が咲いていても撮る気にもならないぐらいだし、そもそもほとんど花が咲いていなかった。ハノイではそこそこ花が咲いていたから、その辺はずいぶん違う。
おかげで、日本に帰ってからは花の写真を撮ってばかりでした。前から欲しかった Leica Macro Elmarit-R 60mm F2.8 を手に入れたのも、それに輪をかけた形になったかも。
今滞在しているダッカは、コロンボに輪をかけてさらに殺風景。そもそも街が汚くてくさいから、写真を撮る気にならないし、花が咲いているのは汚い運河沿いで火炎樹を見かけたぐらい。コロンボは運河の近くとか排水溝の近くとかは臭かったけど、少なくとも街が丸ごと不衛生っていう印象は受けなかった。正直なところ、ダッカはこれまで訪れた街の中で最も汚い街だと思う。
南アジアって、やっぱり殺伐としているのかな?
同じイスラム圏でもアルジェリアのアンナバは綺麗な花がいっぱいだった。ダッカに花が少ないのは、イスラムだからというよりも南アジアだからなのかな?
それでも、スリランカの人ほど「いやらしさ」を感じることはないかな。スリランカの人はイギリス人に鍛え上げられた油断のなさと人を徹底的に信用しない用心深さがあったけど、バングラデシュの人は素朴な感じがする。
花の投稿なのに、全く違うことを書いているね。
白い柵の向こうで咲いている青い花。
この白い柵はある教会の石垣の上に立っていて、道路からは見上げる格好になるんだけど、ずいぶん昔にこの柵と一緒に撮った赤い花が Flickr で好評だったので、それに味を占めてしばしば撮っている。植え替えているのか、季節と共に花も入れ替わってゆくみたいで、僕としてはここを通るのが結構楽しみだったりする。
最後は花じゃなくてコケ。
六甲山の中腹を流れる小さな川の流れで、石にへばりついているのを撮ったんだけど、こういう写真をのんびり撮れるのも日本ならではかな?
バングラデシュの田舎の方も綺麗なんだけど、あんまり花が咲いていないのと、仕事で行っているのでのんびりと花を撮っている時間はないんだな。
今回の写真は、最初の一枚は Leica Macro Elmarit-R 60mm F2.8 + E-P2 の仕事で、続く二枚は Leica Macro Elmarit-R 60mm F2.8 + E-5 の仕業。最後の一枚は ZD 14-54mm II + E-5 で撮ったもの。流れに踏み込んでの撮影は防塵防滴コンビの ZD 14-54mm II + E-5 がやっぱり安心でした。
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