
去年の夏に訪れたハノイのミリタリー・ミュージアムの写真を、Flickr の古いページで再発見。
こちらは MIG-21 という旧共産圏を代表するファイター・ジェット。
当たり前のように見学していたのだけど、日本では見ることができない飛行機だという事に気が付いたのは、この投稿を書いている時点だったりする。

こちらはアメリカ空軍のスカイレーダーという飛行機だと思う。
プロペラの飛行機だけど結構大きい。MIG-21 よりも大きく見える。

今度はベトナムを代表する戦車かな?
南ベトナム解放の時に、サイゴンの国会議事堂だか、大統領官邸だかに突っ込んだ、あの有名な(※)戦車らしい。
※:南ベトナム解放記念日が近くなると、この戦車が突入したシーンをモチーフにしたポスターを所々で見かける。
南ベトナム解放というよりも、北による南の征服というか、ハノイがサイゴンを負かしたというかで、北部の人(ハノイの人)にとっては勝利の象徴として感慨深いかもしれない。サイゴンの人にとってどうなのかは知らない。

今度はベトナムの独立闘争の過程とベトナム戦争中に落っことした米軍と仏軍の飛行機の残骸。
この残骸の展示には、ベトナム人のプライドが集積しているようにも感じるし、不屈の魂が具現化されているようにも感じる。
とにかく、結構、すごい雰囲気のところ。

で、こちらはフラッグ・タワー。タンロン城の遺構の一つらしいけど、大砲の弾の跡らしい補修跡が見えるのが、なんとも生々しい。

最後は再び MIG-21。
全く似合わない ATM とのコラボで。
この飛行機はディエン・ビエン・フー通りに面して展示されているので、通りからも見ることができる。
通りをはさんだ向かいにはレーニン広場があって、まさに共産圏な一角。
そういえば、この時の見学は、時間に追われて急いで回った記憶がある。
たしか、お昼休みには追い出されるという日本ではあり得ない理由で、急いでいたような気がする。
まぁ、二度と訪れないと思うけど、ハノイに来て暇を持て余しているなら、一度は行って見ても良いかもしれない。
この軍事歴史博物館の他にもハノイには空軍博物館があるので、赤い星をまとった古い軍用機がとっても好きな人にとっては、ハノイは楽しいところかもしれない。
その他にも、世界遺産のタンロン城前の広場には、古い MIG 戦闘機が展示してあるみたい。
でも、僕は行く機会がないので、どっちにも行っていないのでした。
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