
コシナという会社がフォクトレンダーというブランドで出している Nokton というレンズを入手した。
この写真はその Nokton で撮ったハノイ北部にある西湖の湖畔の夜景。雷が雲を照らし上げるタイミングに合わせてシャッターを押してみた。
Nokton 25mm f0.95 はこんな感じのいかついレンズ。(詳細は写真に貼ってあるアマゾンへのリンクで確認してみてね)
マニュアル・フォーカスのみという点が素晴らしく心をくすぐるが、それよりもすごいのは、f0.95という素晴らしい明るさ。英語では fast lens と言うそうな。
夜をイメージする名前を持った明るいレンズを使って何を撮るかと言えば、もちろん夜の景色ですね。
ちなみに、ここに掲載した夜の写真はすべて、フラッシュも三脚も使わない手持ち撮影です。
実のところ、ボディ内手ぶれ補正を積んだE-P2を入手して以来、夜の写真もすべて手持ちで撮影していたりする。
それに、ここ4年ほどは三脚を使っていません。荷物になるからね。

さすがに最速のレンズだけあって、夜の撮影も快適。
オリンパスの標準ズーム OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 14-54mmF2.8-3.5II (下の写真)も使っていますが、さすがに f0.95 と f2.8 の違いは大きいですね。
f0.95 ならシャッタースピードにも余裕があるし、ISOを低くしてノイズを減らす、ってことも出来ます。
でもまぁ、ストロボも三脚も使わないで撮る夜の写真ってのはこれまでは未知の領域だった訳で、勉強することも沢山ありますね。
どうやら露出補正なしで夜の写真を撮ると、とてもうるさくなるみたい。マイナス補正を上手く使うと、落ち着いたいい雰囲気になりそうです。シャッタースピードも稼げるし。

夜の花屋さんの写真も、こんな具合で。
露出は-1 補正でシャッタースピードは 1/125 sec です。
さらに、Nokton 25mm f0.95 は明るいだけじゃなくて、実は最短17cmまで寄ることもできて、マクロっぽい使い方もできてしまいます。解放時のボケの感じも僕は好きなので、すっかり手放せないレンズになってしまいました。
そうそう、このレンズはマニュアル・フォーカスのみなので、EVF(下の写真みたいなやつ)がある方がいいかもね。
今回掲載した写真はすべて、背面液晶でピント合わせしてコンデジ撃ちしたものだけど、シビアにピントを決めたいときはEVFを使う方が楽かな?なんせ絞り解放では剃刀ピントですから。
アマゾンではあんまり評価されていないみたいだけど、僕にとっては☆5つなレンズで、どこに行くにも連れて行くこと疑いなし、というところです。
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