コロンボのフォート駅構内でひときわ目を引いた跨線橋。
鋼鉄製だと思うんだけど、屋根を支えるトラス構造の梁と相まって、この堂々たる意匠はさすが大英帝国、って感じ。
橋の本体部分で列をなして連なって見えるボルトが、由緒ある古い鋼鉄製構造物を主張しているみたい。松本零士の漫画みたいに。
ハノイの Long Bien 橋もそうだけど、最近はこういった鋼鉄製構造物には、なかなかお目にかかれないような気がする。そう言えば、東京タワーも鋼鉄製のトラス構造だね。
日本でも規模は小さくてもいいからこんな堂々たるデザインって、もっと普及しないものかな~。
スリランカのローカルが「ごみが散らばって汚い駅だろ」って話しかけてきた時に、「それはさておき、このデザインは良いね」と肯定的評価を口にしたら、ちょっと納得しがたいような表情だったよ。彼は1時間遅れても駅に到着しない列車をぼやいていたから、そんなルーズな鉄道に対して日本人から肯定的評価をされて戸惑っていたのかもしれないね。
まぁ、1分遅れても謝罪のアナウンスをする日本の鉄道ってのも、世界標準からすると異常だけどね。
今回も M.ZD 12-50mm + OM-D E-M5 の仕業だよ。
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