コロンボではアパートに住んでいるんだけど、近所は街中の殺風景な雰囲気で花なんて咲いてやしないので、花の写真は全く撮れない。なのでストレスがたまってくる。その代わり、海岸沿いをコロンボからゴールという街にゆく鉄道が走っているので、しばしば鉄道の写真を撮りに行く。
この写真はスリランカに到着した当初、泊まっていたホテルの近所で撮ったもの。スリランカの通勤列車(通勤電車でないところがミソ)はちょっと変わっていて、半分ディーゼル機関車で半分客車という日本では見られない形式の車両が編成の先頭と最後尾を占めていることが多い。
で、やっぱりドアは開けっぱなしで、ラッシュ時にはステップにまで乗客があふれている。この写真はそれほどすごくはないけど、それでも朝のラッシュアワーの風景でステップに乗っている人を確認できる。写真には撮っていないけど、もっと切羽詰まった感じでステップに乗客が鈴なりになっている列車も見たことがある。まさに命がけ。
こちらは近所のマリンドライブという道路の風景。道路と海の間に鉄道が走っている。まぁ、絵になると言えば絵になるのだろう。
鉄道は本当に波打ち際なので、線路とか標識とかには赤さびが浮いて見える。
写真を撮っていても、海風に乗って潮が降りかかることもしばしば。防塵防滴のカメラ+レンズでも、アパートに帰ったらすぐにカメラの手入れをしたくなる。
ここは複線区間なので、列車の本数はそこそこ多い。
でも、日本に比べたらずいぶん少ないので、線路を横切ったり、線路に立ち止まって写真を撮ったり、日本では考えられないことが平気で出来てしまう。
線路のわきにカップルが座り込んで海と夕日を眺めていたりして、それが結構絵になったりするんだけど、そんな日本ではありえない風景もごく当たり前に見ることができてしまう。
て言うか、スリランカでは線路の上をごく普通に人々が歩いている。地方の線路なんて、まるで道か何かのように、当たり前のように人が歩いているし、コロンボでも線路の上を歩いたり、その近くにたむろしている人は珍しくない。まぁ線路を歩く人はベトナムでもウガンダでもいたけどね。
まぁ、そんな具合で鉄道と海の写真が多いコロンボなのでした。
でも見てるだけじゃなくて、一度はスリランカの鉄道に乗ってみたいなぁ。ベトナムの鉄道には結局乗れなかったからね
とまぁ、そんなところ。
今回の写真は M.ZD 12-50mm + OM-D E-M5 で撮ったよ。
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