6月の下旬、バンダラウェラという街にあるこの郵便局を訪れた時、黄昏時の光を浴びて土地のおじさんがカウンターで何かの手続きをしていた。
淡い光の中で、落ち着いた所作でふるまうおじさんは、どこか静かだが確かな人生というものを感じさせくれて、印象的な光景だった。
7月の末に訪れた時には、郵便局の壁はビビッドなピンクとグロス・ブラックに白く石垣を縁取ったデザインに変更されていて、とても目を引いた。背負ってきた歴史に裏打ちされた落ち着きをなげうって、活動的なイメージにすっかり変わりました、っていう感じ。
その明るい色彩の郵便局の窓からは、躍動する未来を無尽蔵に期待する権利を持つ少年が、街の目抜き通りの喧騒を眺めていた。
郵便局の基礎部分は深緑と白く石垣を縁取ったデザイン。道を行く人の影が忙しげに通り過ぎて行ったよ。
模様替えをするだけで、ずいぶん雰囲気が変わるみたいだね。
でもビビッドなピンクの外壁には、ほんと驚きました。
今回の写真は、最初の一枚は Leica DG Macro-Elmarit 45mm + OM-D EM-5 の仕事。残りは Leica DG Summilux 25mm + OM-D EM-5 の仕業。
こないだの出張、バックアップの E-P2 のバッテリーチャージャーを間違って持って行ってしまい、E-M5 の電池を充電できませんでした。必要な写真は撮ることができたので良かったのですが、気をつけないといけません。
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