「スリランカのご飯は辛いよ」と、ベトナムにいる時からスリランカ経験豊富な先輩からさんざん脅されてきたんだけど、スリランカの料理はやっぱり辛い。普通の辛さを食べても顔じゅうから汗が吹き出すほど。
ハノイにいる間から、なるだけ唐辛子をブンチャーとかミィエン・カーとかに入れて、舌を慣らしてきたんだけどね。
実を言うと、僕は辛いのがてんでだめ。ちょっと辛いカレーでももうお手上げ。辛いカレー屋さんなんて、絶対に入りたくない。水をコップに何杯も飲んで、ハンカチで顔を吹きまくりってのが、辛いカレーとかを食べた時の僕の反応。
エチオピアにいた時も、辛いのには結構苦労した。ピーマンに見える野菜が全部グリーン・ペッパーで、これがまた辛い。唇が腫れあがるかと思ったよ。
「良くそんなのでこの仕事してるね」と言われたことはないけど、アジア・アフリカの国って、辛い料理が多いんだ、これがまた。
で、スリランカに来てからは、その苦手意識を克服しようとした訳じゃないけど、なるだけ辛いローカル食を食べようと頑張っている訳。もちろん、上級者向け辛さの料理は遠慮しているけどね。
で、そんなことをしているうちに、最近は不思議なことに、辛くないローカルフードを食べたくなくなってしまった。というのは、辛いってことは殺菌作用が利いている、と僕的には解釈しているわけで、そういう意味では辛くないローカルメニューは怖い、っていうことになる。刺身にワサビ欠かせないのと同じで、この国の料理には安全上スパイスが欠かせない。辛くないローカルフードを食べて下痢をするぐらいなら、辛いローカルフードを食べて汗をかく方がまし、ってところかな。
というわけで、辛いの苦手なくせに辛いローカルフードを食べているスリランカの日常なのでした。
とまぁ、そんなところ。
今回の写真は Leica DG Macro-Elmarit 45mm F2.8 + Olympus OM-D E-M5 で撮ったよ。
No comments:
Post a Comment